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◇ 2008年7月21日

ホームページリニューアル!

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横浜建材工業のオフィシャルサイトがリニューアルされました。

 

 

デザインが一新されています。

 

また、ニュースページを設け最新情報をお伝えして行きたいと考えております。 

 

今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

 


◇ 2008年7月29日

やね屋なので

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←代表的な【切妻(きりづま)】 の屋根形状 

・・・学生時代の頃でしょうか、「赤毛のアン」という本を読みました。

 カナダ・プリンスエドワード島での大自然を舞台にした、心温まる物語。 内容はどうであれ、物語の中でアンが暮らしていた家を、 近所の人々は“グリーン・ゲイブルズ(緑の切妻屋根)”と呼びました。 「切妻」、 という聞きなれない言葉に(原文にはふりがなもふってないので【せっさい】 と私は思っていた・・・)、随分物騒な言葉だなあと思っていました(△型の屋根の事です。 雪が積もりにくい形状で、豪雪地域はだいたいこういう形をしています)。

 でもアンと同じように、物語を読むにつれ、想像をふくらませては、どういう形なのかなあ、 将来住む家は緑の屋根にしたいなあ、と思っていたものです。 しかし現実ともなれば、「え、在庫がないの!? 緑なんて珍しい色選ぶからだよー」と。 まあ大人になると、 そんな子どもの頃に抱いていた感情など、 すっ飛んでしまうもので・・・。

 話は変わりますけど、物語や小説などで「赤毛のアン」のように、 特徴のある家が度々登場しますよね。トムソーヤの秘密基地から始まって、忍者屋敷や、果てはアラブの宮殿など。あんなまあるい屋根はどうやって作るんですかね?。 秘密基地にせよ、宮殿にせよ、住まいを築くには、 まずは雨風しのげる屋根を設置するところから始まります。そういう意味では、 生活を営む上では、まず第一に雨露を防ぐ屋根に当たるものの確保となるわけです。

雨露しのぐで、幼少時代の記憶がよみがえってきました・・・。

・・・私が幼少の頃、住んでいた家は本当にボロ屋で、屋根はトタンでした。大雨が降ると、 家の中にいても、家族の会話が聞こえない。テレビは必然的にボリュームを上げて、 というような生活でした。冬は本当に寒く、夏は直接、太陽に照らされているような灼熱地獄でした。 それが大人になって、引っ越した先が和瓦の家でした。雨足の音が全くしない。 雨ってこんなに静かなの?って感動を覚えました。

←瓦を施工する前の屋根。瓦など屋根は【葺く(ふく)】といいます。 この「桟木」に瓦を一枚一枚釘で留めます。 「桟木」のおかげで通気性も向上します。

屋根は【外装部門】に入るので、見た目が一番、なんて思われがちですけど、 こういう住環境的な機能性もひそかに兼ね備えてるんですよ。 瓦の場合だと、「瓦桟」といって、屋根の通気の為に、防腐処理された木を網の目のように打つんです。これで通気が出来、野地板が長持ちします。

 

思い出ばなしも、少しは宣伝になったでしょうか。ではまた。

ふるさわ としのり


◇ 2008年7月31日

やね屋だから

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←社員旅行で行った【愛・地球博】 の観覧車の最上部より撮影

私は高いところがきらいです。

やね屋ですけど。だから私は登らずに、 職人さんに登ってもらう指示をだす側で仕事をしています・・・。

左の写真は、以前に、社員・職人さんとみんなで愛・地球博に行った時の、観覧車からの写真。 観覧車に乗り込み、徐々に地上から離れていくと怖いものですよね。 しばらくすれば、だんだんそんな恐怖にも慣れてきますけど、頂上付近に上がる時には、  高所の恐怖感が再び襲ってきます。なるべく下を見ないようにしよう。 みんなと会話を楽しんで怖さをまぎわらせよう。右往左往してると、向かいに座る、 この道30年のベテランやね屋さんは平然としている人ので聞いてみました。 「いやあ高いですよねー。怖くて下なんか見れない。怖くないんですか?」と聞くと、 「全然怖くないよ。観覧車に扉が付いてなくても平気だよ」と返答が。 扉がないところを想像しただけでも怖いのに、地上に戻っても、それを想像してまたビビッて・・・。

慣れなんでしょうかね。前に工務店の方から言われた事があります。 「お宅の社長はやっぱり“やね屋”だねー。こないだ現場調査で、2階の屋根に上がったとき、 みんなは腰が引けちゃって、這うようにゆっくりゆっくり歩いたのに、 お宅の社長は元気にサクサク歩いてたよー」

高所作業は、危険な作業です。

 熟練度もさることながら、常に緊張感を保たなければ商売になりません。 高いだけではなく、屋根には勾配があります。坂道とは比較にならない程の、急な勾配です。 すべりP1010394台を想像してもらえればわかると思います。すべり台の真ん中で、すべらないようにこらえながら、 屋根を「葺く」わけですから、けっこう大変です。

←真夏の屋根の上は、本当に暑い!

バランスを保つ為に、 体中の筋肉は常に重心を探す感覚です。ゆえに最も負担がかかるのが、腰。 やね屋さんは腰痛との戦いにもなるわけです。また、足の裏には“やね屋ダコ” が出来ます。普通の人は見たことのないような「タコ」が足の裏に出来ます。 常に急坂に逆らっている足ですから、自然と出来上がってしまうのでしょうね。

台風の季節や、大雨など、「はしごをのばせば、俺にだって屋根や雨樋くらい治せる」、 と思ってしまいがちなものですが、熟練した職人でなければ、本当に危険ですよ。 気になる事や補修の際は、自分では登らずに、熟練した職人さんに見てもらうことが、何よりだと思います。 やね屋だから大丈夫です。 見えないところはデジカメで撮影してもらったりしてみたらどうでしょう。依頼する側も、 依頼される側も、油断なきが一番だと思いますよ。

ではまた。

ふるさわとしのり